「EGO-WRAPPIN’」(エゴラッピン)のギタリスト、森雅樹(森ラッピン)さん。
彼の奏でるギターの唯一無二の音色と卓越したテクニックに、
多くの音楽ファンが魅了され続けています。
そんな森雅樹さんが、
先日9月28日放送の「ボクらの時代」に、
俳優のオダギリジョーさん、深津絵里さんと共に出演し、話題を呼びました。
3人は森さんが主題歌を担当した映画「THEオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウMOVIE」で共通の繋がりがあります。
特にコアなファンからは、
「森ラッピンのギターが凄すぎる!」と長年絶賛されていますが、
具体的に何がそれほどまでに特別なのでしょうか。
本記事では、
「森ラッピン」の愛称で親しまれる森雅樹さんのギターが”凄い”と言われる理由を徹底的に深掘りし、
その魅力的な音色とテクニックの秘密に迫ります。
「ボクらの時代」出演の背景と共演者との関係
「ボクらの時代」に出演した森雅樹さんとオダギリジョーさん、深津絵里さんは、
オダギリジョーさんが脚本・監督・編集・出演の4役を務めた映画「THEオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウMOVIE」で共通の繋がりがあります。
オダギリジョーさんはドラマ版に引き続き、森雅樹さんに音楽を依頼。
森さんの独特の音楽センスと自由な発想に絶大な信頼を寄せていることを番組内で明かしていました。
また、深津絵里さんがオダギリさんからのオファーを快諾した背景には、
森さんの音楽に対するリスペクトもあったかもしれません。
共演者からも評価される森さんの類まれな音楽性は、この後の「ギターの凄さ」につながる重要なポイントです。

深津絵里さんは映画の中で、エゴラッピンの歌を歌うシーンがあったんだって!
森雅樹(森ラッピン)のプロフィール
森 雅樹(もり まさき)
EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)のギター・ドラム、作曲担当
愛称:森ラッピン
生年月日:1974年4月21日
出身地:大阪府堺市
オダギリジョーさんとは同い年だということです!
EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)のボーカルは中納良恵さん。
中納さんは、その独特な太くパンチのある声質と、
高音まで太さを保つ発声技術、そしてリズムの乗せ方や歌いまわしのかっこよさなどが
高く評価されている唯一無二のボーカリストです。
代表的な楽曲に「くちばしにチェリー」がありますが、かっこよくてオシャレで凄くインパクトのある曲です。
中納さんの歌声が本当に素敵!
20年以上も前の曲ですが、筆者も定期的に聴きたくなってしまいます。

俳優の北村匠海さんも、幼少期に親の影響でエゴラッピンを聴いてたんだって!
森雅樹のギターが”凄い”と言われる理由【音色の魅力】
森雅樹のギターは「耳に心地よく残る」理由
EGO-WRAPPIN’のギタリスト、森雅樹(森ラッピン)さんが作り出す音色は、
聴く人の耳に深く、心地よく残ります。彼のギターが「凄い」と言われる大きな理由は、
その「自然で、どこか懐かしい」音作りと、バンド全体を活かす設計にあります。
派手さより「温かさ」を重視した音色
森雅樹さんのギターは、
ロックバンドによくあるような過度な「歪み(ひずみ)」や派手なエフェクトを避けているのが特徴です。
ブルースやジャズ、さらには昔の歌謡曲のエッセンスを取り入れ、
アコースティック楽器(生楽器)のような温かさを大切にしています。
代表曲「色彩のブルース」に聴かれるような、
濁りがなく、粘りのあるクリーンな(きれいな)フレーズは、
EGO-WRAPPIN’のヴィンテージ感あふれる世界観を支える柱です。

映画内で深津絵里さんが歌唱したのが、「色彩のブルース」!
中納良恵の歌声に「溶け合う」アンサンブル
森雅樹さんのギタープレイの核心は、ギター単体で目立つことではありません。
ウッドベースやホーンセクション(管楽器)、
そしてボーカル中納良恵さんの歌声といった、他の楽器や声と一体となって響くことを意識して音色が設計されています。
ギターが時にリードしたり、時に空間を埋めたりと、柔軟に役割を変えることで、
バンドの音全体が過不足なく最高のムードを生み出しているのです。
これは、音楽全体をプロデュースするような「引き算の美学」とも言えます。
ギターが時にリードしたり、時に空間を埋めたりと、柔軟に役割を変えることで、
バンドの音全体が過不足なく最高のムードを生み出しているのです。
これは、音楽全体をプロデュースするような「引き算の美学」とも言えます。

ギターの音色がドツボ!音色に痺れる!
そして、ボーカルの中納良恵さんとの楽器との融合で極上の空間が生まれる!との声も多かったよ!
本当に唯一無二!
中納良枝さんについての記事はコチラをどうぞ↓
森雅樹のギターが”凄い”と言われる理由【テクニックとスタイル】
演奏スタイルは「色合いのコントロール」
森雅樹さんのギターが凄いと言われるもう一つの理由は、
その多様な音楽ジャンルを自在に操る演奏スタイルと、「引き際」の美しさにあります。
音楽ジャンルを自由に行き来する「雑食性」
EGO-WRAPPIN’の楽曲には、
ブルース、ジャズ、スカ、ロカビリー、そして歌謡曲といった非常に幅広い音楽の要素が詰まっています。
森雅樹さんのギターは、
それぞれの楽曲に合わせて演奏の「色合い」を自在にコントロールしています。
派手なソロで目立つよりも、
その曲が持つムードを最大限に高めるためのフレーズを選び、
まさに変幻自在にスタイルを変化させます。
これが、エゴラッピンの「どこにもない音楽」を成立させている大きな要因です。
「間(ま)」を活かす、余白の美学
森雅樹さんのプレイスタイルは、「音を減らす」ことに重きを置いています。
これは東日本大震災以降に本人が意識的に強めた
「アコースティック的な意識」に基づいていると言われており、
単に音を出すだけでなく、
「音がない空間(余白)」や「音の減衰(消えゆく音)」の美しさを非常に大切にしています。
過剰な音圧を避け、
一音ごとのニュアンスを丁寧に表現することで、
EGO-WRAPPIN’の楽曲に特有の奥ゆかしい雰囲気や情感豊かな「間(ま)」が生まれているのです。

森雅樹さんのギターテクニックにとろける~!大好き!って方が多数!
生で聴けたら最高なんだろうなあ
まとめ
森雅樹(森ラッピン)さんのギターは、
単なる演奏技術の枠を超え、エゴラッピンというバンドの「ムード」そのものを設計していることが分かりました。
「クリーンな音色」と「余白を活かすスタイル」は、
まさに天才的な”引き算の美学”が生み出した唯一無二のものです。
ライブでも、その「温かく、ヒリヒリする」ような音色に心を揺さぶられるファンは後を絶ちません。
「このギターが聴けるからライブに行く」というファンの声があるのも納得です!
今回の「ボクらの時代」出演をきっかけに、
さらに多くの人が森さんのギターの魅力に気付くと思います。
そして、森さんのギターの隣で圧倒的な存在感を放つのが、パートナーである中納良恵さんのボーカルです。
森さんのギターがバンドの”間”をデザインするなら、
中納さんの歌声はその空間を一瞬で支配します。
その「エグい」とまで評される歌声の魅力については、ぜひこちらの関連記事も合わせてチェックしてみてください!
唯一無二なお2人の今後の活躍や楽曲も楽しみですね!
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