月曜夜放送の人気番組「しゃべくり007」に、
俳優のムロツヨシさんが出演。
番組では、ムロさんが長年憧れてきた元Jリーガーのレジェンドがサプライズで登場し、
放送前から大きな話題となっています。
予告映像の中で流れた印象的な“名言”に、「あの言葉、もしかしてアルシンド？」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
この記事では、再び注目を集めているアルシンドの名言とともに、
ムロツヨシさんがなぜ彼に憧れたのか、その理由を当時の背景とあわせて振り返ります。
しゃべくり007で話題！ムロツヨシが憧れたJリーガーとは？
月曜夜放送の「しゃべくり007」に出演したムロツヨシさん。
番組内では、ムロさんが長年憧れてきた元Jリーガーがサプライズで登場する展開が予告され、
放送前からSNSを中心に話題となっていました。
特に注目を集めたのが、
予告映像の中で一瞬流れた印象的な言葉。
それを聞いた視聴者の間では、
- 「あの言い回し、聞き覚えがある」
- 「もしかしてアルシンド？」
といった声が多く見られました。
ムロツヨシさん自身が、かねてから“熱く語れる存在”として名前を挙げてきた人物という点もあり、
誰が登場するのか期待が高まる展開となっています。
予告で流れたアルシンドの名言とは？当時を知る世代が反応した理由
今回注目されたのは、しゃべくり007の予告映像で流れた
「友達なら当たり前」という一言。
この言葉に、当時Jリーグを見ていた世代から
「やっぱりアルシンドだと思った！」
「この言い回し、懐かしすぎる！」
といった反応が相次ぎました。
アルシンドといえば、現役時代だけでなく、
CMやメディア出演を通しても独特の言葉や言い回しが強く記憶に残る存在ですね。
当時Jリーグをリアルタイムで見ていた40代前後の世代にとっては、
ほんの一言でも思い出が一気に蘇る選手です。
いわゆる「名言」というよりも、
時代の空気と一緒に刻まれた“名セリフ”として記憶している人も多いのではないでしょうか。
アルシンドとは何者？Jリーグ黄金期を支えたレジェンド
アルシンド・サルトーリは、
1990年代のJリーグ全盛期に活躍したブラジル出身の元サッカー選手。
鹿島アントラーズの中心選手として、リーグの人気と実力を一気に押し上げた存在です。
高い技術力と勝負強さはもちろん、
ピッチ内外で見せるプロフェッショナルな姿勢は、
多くの日本人選手やファンに強い影響を与えました。
また、当時は“外国人助っ人”という存在自体が今以上に特別な時代。
その中でアルシンドは、結果だけでなく言葉や立ち居振る舞いでも強烈な印象を残し、
今なお語り継がれるレジェンドとなっています。
現在は、ブラジル南部のサン・ミゲル・ド・イグアスという田舎町で農場を経営し、
広大な土地で大豆とトウモロコシを栽培されているそうです。
ムロツヨシがアルシンドに憧れた理由は？
ムロツヨシさんがアルシンドに憧れた理由は、
厳しい言葉や強いメッセージ性よりも、
その人柄が伝わる“肩の力の抜けた言葉”にあったのではないでしょうか。
今回予告で流れた
「友達なら当たり前」
という一言も、まさにアルシンドらしい名言です。
気取らず、偉ぶらず、
それでいて相手との距離を一気に縮める言葉。
当時を知る人ほど、「ああ、アルシンドだな」と感じたはずです。
ムロツヨシさん自身も、
決して気取らない役柄や人懐っこいキャラクターで多くの人に親しまれてきました。
だからこそ、
強さよりも“あたたかさ”を感じさせるアルシンドの存在に、
自然と惹かれたのかもしれません。
アデランスのCMで、頭頂部が薄いサラリーマンに「もうすぐ、アルシンドになっちゃうよ」と警告し、感謝されたところで「トモダチナラ、アタリマエ」と返すという今では考えられない内容でキャッチ―な名セリフが一躍有名になりました！当時の流行語となり、サッカーファンにも広く知られるきっかけとなりました。このことからアルシンドは、陽気なブラジル人サッカー選手というイメージが定着しましたね。
本来「友達なら助け合うのは当たり前」というブラジル的な友情の精神を表していて、
アルシンドの義理堅い人柄を象徴しているようですね！
この名セリフは、もともとは遠征帰りのバスの中で生まれたものだそうで、
「私が通路側に足を投げ出して座っていたら、ＧＫのマサ（古川昌明・56）が乗ってきた。だから、すぐに引っ込めて、ポルトガル語で『Amigo e´ para isso, ne´?（友だちってそういうもんだよね）』と言ったんだ。そしたら、マサはポルトガル語が少しわかるから『トモダチナラ、アタリマエ』と和訳してくれた。そのフレーズが気に入って、何かいいことをするたびに『トモダチナラ、アタリマエ』って言ってたらチーム内でバズって……そのままＣＭでも使われたってわけさ（笑）」
引用：Yahoo！ニュース
アルシンドと言えば！の名セリフには、こんな誕生秘話があったんですね！
40代には懐かしい…アルシンドの名言が今も語られる理由
アルシンドの名言が、今も多くの人の記憶に残っている理由は、
強烈な人生訓や厳しいメッセージだったからではありません。
むしろその逆で、
どこか力が抜けていて、人としての距離が近い言葉だったからこそ、
当時を知る40代前後の世代の心に深く残っているのではないでしょうか。
「友達なら当たり前」という言葉も、
何かを説教するわけでも、背中を押すわけでもない。
ただ当たり前のことを、当たり前の表情で口にする――
そこにアルシンドらしさが詰まっています。
Jリーグが始まったばかりの頃、外国人選手は“すごいけど遠い存在”に見られがちでした。
そんな中でアルシンドは、
笑顔や言葉を通して一気に距離を縮めてくれる存在でした。
だからこそ彼の言葉は、
名言というよりも「人柄ごと記憶されているセリフ」として、
今も語られているのだと思います。
改めて耳にすると、
「懐かしい」だけでなく、
「今聞いても、なんだかいいな」と感じられる。
それが、アルシンドの名言が時代を超えて愛され続ける理由なのかもしれません。
まとめ
「しゃべくり007」でのムロツヨシさん出演をきっかけに、
アルシンドの名言が再び注目を集めています。
予告映像で流れた「友達なら当たり前」という一言は、
当時Jリーグを見ていた世代にとって、
懐かしさと同時にアルシンドらしさを強く感じさせる言葉でした。
厳しい人生訓や重いメッセージではなく、人との距離を自然に縮めてくれる、
肩の力の抜けた言葉。
だからこそアルシンドの名言は、「言葉」だけでなく、
その人柄ごと今も多くの人の記憶に残っているのかもしれません。
ムロツヨシさんが憧れた理由も、
そんなアルシンドのあたたかさにあったと考えると、とても自然に腑に落ちます。
懐かしさとともに、今あらためて心に残るアルシンドの名言。
世代を超えて語り継がれていく理由が、そこにはありそうですね。
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